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ことばの発達を促す!おすすめおもちゃ♥学研「きかんしゃトーマス10までつなげて」の効果的な遊び方

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 子どものことばの発達には、遊びが大きな役割を果たします。特に親子で一緒に遊ぶことで、ことばを学ぶ機会が増え、コミュニケーション力も育まれます。今回は、学研ステイフルから発売されている玩具「トーマスの10までつなげて」を活用した、ことばの発達を促す遊び方をご紹介します。おもちゃをただ使うだけでなく、少し工夫を加えることで、より効果的にことばを引き出すことができます。

ママ
ママ

うちのこ、電車ばかりで遊んでいるわ。ちょっとことばも遅いみたいだし、一緒に遊べるいいおもちゃはないかしら?

ST「こん」
ST「こん」

 うちのセンターでも大人気な学研ステイフルから発売されている玩具「きかんしゃトーマス10までつなげて」を紹介させてください。


じゃーん!こんな感じの透明な入れ物に入っている玩具です。
すべての貨車をつなげて動物を乗せるとこんな感じになります。

「きかんしゃトーマス10までつなげて」とは?

どんなおもちゃ?

トーマスが先頭の1番で、その後ろに2から10まで色々な色の貨車をつなげていく玩具です。
それぞれの貨車には、貨車と同じ色の動物をのせられるようになっています。

対象年齢は?

1歳ぐらいから4歳ぐらいまで楽しめます。
それぞれの年齢に応じた遊び方は次章で紹介しますね。

特徴は?

トーマスのキャラクターが好き、乗り物が好き、数字が好き、色が好きなお子さんが楽しめる玩具です。
貨車をつなげる、つなげた貨車を走らせる、数字を順番に並べる、貨車と同じ色の動物を乗せる、等々様々な遊び方ができます。

おすすめの遊び方4選

つなげて遊ぼう!

対象年齢:1〜2歳

あそびかた
①ママパパが「がっちゃん」といいながらトーマスに貨車を1つ連結させる
②1つ連結させるごとに「しゅっぱーつ!」と言ってぐるっと走らせる
③貨車が9つあるので、9回繰り返す

あそびの効果
・「がっちゃん」「しゅっぱーつ」を繰り返し子どもに聞かせることでことばの真似を促すことができる
・「がっちゃん」「しゅっぱつ」はことばでなく身振りもつけると身振りで真似してくれることがある
・1歳〜2歳のお子さんは、自分だけで連結することが難しい場合が多いので、ママパパの助けが必要。お子さんが貨車をさしだしてくっつけてほしいと要求してきたら「がっちゃん」なのね、と伝えましょう。

注意点!
・数字の順番は気にする必要はありません
・お子さんが貨車を長くつなげたいと思っているのかを探りましょう

色合わせで遊ぼう

対象年齢 2歳から3歳

あそびかた
①動物は全部ママパパが持っておく
②動物を1つお子さんに見せて、「同じ色はどーれだ、乗せてみよう」と声かけ
③お子さんが同じ動物と同じ色の貨車に乗せたら「◯◯色」だねと伝える

あそびの効果
・色合わせをすることで、色を見比べる力をつける
・色合わせをしながら、色の名前を聞き、色の名前の理解を促す

注意点!
・お子さんが色の名前を言ってくれなくてもOK。まずは理解を促します。
・色を見比べる力がまだ育っていない場合は、動物を乗せていくこと自体を楽しもう

数字を並べてあそぼう

対象年齢 3歳から4歳

あそびかた:トーマスの後ろに、1から順番に貨車を連結させてみよう
①貨車をすべて出しておく。トーマスはママパパが持っておく。
②「1どれだ」とお子さんに選ばせる。難しい時は、ケースの写真を見せる、「オレンジだよ」と色のヒントを伝える。
③1番の貨車を連結させたら、数字を指さししながら「1だね」と再度伝えよう。
④数字がすでに分かる場合は、ランダムに「7どれだ!」と選んでもらいます。

あそびの効果
・数字の順番が分かるようになる
・数字が読めるようになる

注意点!
・数字にすこしでも興味がある場合にしましょう
・1から10までを暗唱できてから取り組みましょう

なぞなぞであそぼう

対象年齢 4歳から5歳

あそびかた
①貨車をつなげた状態にしておきます
②ママパパが動物を1つ手に隠して、動物のなぞなぞを出題します
・ライオン:「がおーってなくどうぶつはなーんだ」
・きりん:「首の長いどうぶつはなーんだ」等
③お子さんが正解したら、動物を渡して貨車に乗せてもらいます。
④お子さんが答えられない場合は、無理をせずに動物を少し見せてあげたり、身振りで示してあげたりヒントをすぐにあげましょう。
⑤すぐに正当できる場合は、お子さんにもなぞなぞを出題してもらい、ママパパが答えましょう。

あそびの効果
・本格的ななぞなぞが楽しめるようになる前段階にとても良いなぞなぞあそびです
・ことばを聞いてどんな動物をイメージできるか、想像力を育みます

注意点!
・なぞなぞに答えることが難しい場合は、「この動物は何でしょう」と動物を顔だけ見せたり、おしりから見せるのもいいと思います。部分的に見て全体をイメージする力を育みます。
・お子さんがなぞなぞを聞いてイメージすることを楽しめているかがポイントです。

ST「こん」
ST「こん」

1つの玩具でも色々な遊び方があります。お子さんの様子に合わせて親子で楽しんでくださいね。

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学研「きかんしゃトーマスの10までつなげて

「乗り物好き」「数字好き」「色好き」のお子さんに最高の玩具です。つなげて走らせて、数字の順番に並べたり、色ごとの貨車に乗せたり。
 お子さんが楽しみながら、ことばや数を覚えていくことができます!

ABOUT ME
管理人(こん)
管理人(こん)
現役言語聴覚士(ST)
療育センターで10年以上年言語聴覚士(ST)として働いていた経験があります。現在は、フリーのSTとして児童発達支援分野で働いています。子育て中のママパパの力になれるよう、ことばの育ちを促す情報を発信していきます。おすすめの遊びや関わり方、玩具、絵本など最新のものからロングセラーのものまで紹介していきます。
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